日本維新の会について2

前回の続きです。

日本維新の会の政策の中で私が最もピックアップしたいことは、「しがらみの無い政治」なんです。


しがらみ…人の心にからみついて、決意・行動などを押しとどめるもの。例「恋のしがらみ」
(旺文社 国語辞典より)

恋のしがらみもそうですが、政治の世界をはじめ、人の世にはしがらみがつきまといます。
「応援をしてくれる、してくれないに関わらず、市民全員のために政治がしたい!」と思っても、利害が発生する場合、お世話になった方に対して恩を仇で返すようなことはできませんし、優遇してあげたいと思うのは当然です。

政治家は選挙で勝てなければ何もすることができませんので、選挙で様々な団体の手を借りその見返りとして個人的、組織的な関係によって一部の団体を優遇することで持ちつ持たれつの関係を続けてきました。
もしかしたらこれまでの政党や政治家はそれが良くないことだと分かっていても、構造的にそうなってしまっていることを気にしながら、しょうがなくやっていた部分もあったのかもしれません。

日本維新の会は大企業・資本家の利益だけを考える必要もなく、労働組合を気にする必要もなく、特定の宗教だけを重んじるわけでもなく、特定の思想に偏ることもなく、合理的な判断ができる。
支援団体がないので選挙では心細いんですけどね。

ただ、そういう政治スタンスが皆さんに受け入れられてきて、支援者が増えていることも事実です。
自分たちの利益よりも社会全体の利益を考え、みんなでその果実を分け合おうという方が増えているのかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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