「子ども1万人の声、政策に反映」への感想1
子ども1万人の声、政策に反映 小倉担当相
こちらの記事が本日出ていましたが、正直がっかりです。
子どもの声を聞くことは重要ですし、その姿勢は評価できます。
しかし、このことがニュースになることの意味はこれまで子ども1万人の声を聞いていなかったことの裏返し。ここまでシルバー民主主義が進んでいたことに本当に危機感を感じますが、取り組まないよりは、今からでもすぐにでも取り組んで欲しいものです。
※シルバー民主主義・・・有権者全体のなかで高い割合を占める高齢者向けの施策が優先される政治のこと。(日本大百科全書より)
出生数を見ると昨年2022年、全国で1年間77万人。私が生まれた1980年の約半分しか赤ちゃんが生まれていません。この数字を見て政府与党もこのままでは国の衰退が明らかであることを実感して、ようやく子どものケアに移ってきたのでしょう。
ただし、このシルバー民主主義は高齢者が悪い訳ではありません。大部分の高齢者の方々も自分の子ども・孫を犠牲にしてゆとりある老後を暮らそうなんて思う訳がありません。
かと言って政府与党が選挙に勝つためなのか?高齢者への優遇をして票を得るためなのか?というと、結果としてそうなっていますがそれも根本原因ではないようです。
次に続く
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