「子ども1万人の声、政策に反映」への感想2 福田ようすけ
前回 「子ども1万人の声、政策に反映への感想1」からの続き
この現象は若い人への教育の問題と選挙制度の問題で、現在18歳以上に与えられている選挙権を実際に使う人が、高齢者世代に偏っていることが大きいことが原因と考えられています。
昔のデータを見ると昭和42年は投票率が20歳代も高かったんですね。(総務省ホームページより)
ですので日本という国を持続していくために、ぜひ若い人、政治意識高い系の方以外にもぜひ選挙に行って欲しいと思うのですが、そんな規模の大きい話はピンときませんし、毎日の生活や仕事が忙しいし大事です。
実際私も若い時には選挙の日がいつかもわかりませんでした。誰に投票したらどうなるのかもわかりませんでした。みんな同じような「明るい未来を!」とか「みんなに優しい街に!」とか主張してますし。投票に行っても何も変わりませんし面白くもない。平日は仕事がメチャメチャ忙しいので、週末にそんな時間あったら家で寝ていた方がいい。そう思っていました。
ですが歳を重ねて人生の中でいろいろな経験をしていくと、徐々に世の中のことが分かってきます。投票をする意義、投票の力、政治の大切さなど。一見、分かりにくい政党や候補者の本当の主張も。若い人は学校では公民の授業で少しだけ習いますが、授業時間に限りがあり多くの時間は使えません。年長者はそのメリット・デメリットが分かっているので面倒な投票に行き、世の中を動かしています。年の功です。
ただ、若者にメリット・デメリットを伝えないままでいるのはフェアじゃないですよね。政治への参加は投票だけではありませんが、最も身近なものは投票だと思いますので、興味を持ってもらえるよう、私自身もいろいろ考えたいと思います。
また、仕組みを変えていくのは時間がかかりますが、学校の授業において政治の時間を多く確保するようにしたりできればいいなと思いますし、もっと踏み込んでいくと18歳未満の全国民に選挙権が与えられて、小さい子どもについては保護者が投票を代行するような仕組み(デーメニ投票)にできれば、更に子どもの声を拾うことができ、世代間の不公平感は減るのではないかとも思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
福田ようすけ 福田陽輔
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