選挙、これで本当にいいんでしょうか・・・?

 4年に一度、全国の多くの場所で選挙が行われるという統一地方選が始まり、全国ニュース的には盛り上がっています。宮城県や仙台市は東日本大震災で延期になった影響でこの時期からは外れているのですが、維新政治塾の同期が立候補していますので他の候補者の選挙応援に行きたいと思います。
 やっぱり人の力、数の力は絶大でたくさんの人が応援してくれていると思うだけでとても勇気が湧いてくるんですよね。
 自分がはっきりと応援されたり応援したりする立場になってものすごく実感することです。

 そんなところで、選挙に関してこんなニュースがありました。
 41道府県議選に3139人 4分の1無投票当選―女性は過去最多・統一選 

 4月9日投開票の各県議会議員選挙は、立候補者が定員に収まって自動的に当選が決まる人が全国で565人もいるようです。
 立候補者が少なく選挙をしないで当選できるのは候補者にとってはものすごくラッキーなことだと思うのですが、有権者にとっては選択肢が無くなるため残念なことです。なぜこんなことになってしまうのでしょうか。
 特徴として一人しか当選できない選挙区に自民党の現職議員がいて、他の立候補者が出てこない場合が多いようです。


 無投票で議員が決まってしまう状態は、地域の意見を選挙で反映することができないので県民のために望ましくありません。極端に言うと、仕事のできない嫌われ者のA氏が立候補して、みんなA氏に議員になってもらいたくないのに選択肢がないため当選してしまう。
 学校の学級委員長を決めるときに「あいつにだけはやらせてはならない」と思って誰かが立候補してくれないか待っても誰も立候補してくれない。あの感じです。
 大切な決定をする役目の人がそうやって決まったら困りますが、全国のどこかでそうなっていないことを祈ります。

 議員という仕事はプライベートもなくなってしまいますし、批判されることも多い仕事で、何やら怪しいことにも巻き込まれたりすることもありそう・・・なので単純に魅力がない仕事と見られているのかもしれません。もしかしたら現職の議員も後継者がいないので泣く泣く続けている人もいるでしょう。

 私はそんな仕事をやりたいと思って公務員を退職して挑戦するので、みんなからは奇異の目で見られますが、魅力がない、人気がない仕事となっていていい仕事ではありません。いつか子ども達のなりたい仕事ランキングに政治家が登場するように、たくさんの人が政治家を目指して切磋琢磨できるように政治家のイメージや仕組みを変えていければと思います。それにはまずは議員になって実情を見てからですけどね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

福田ようすけ 各種リンク

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